12/1/16

さよなら2011年

ボクは4という数字が好きだ。5月4日生まれで以前はこの日は祝日ではなくこの割の合わない感じが好きだったのだ。5日の子供の日なんかに誕生日をゴマかさなかった両親のある意味サービス精神の無さに感謝しているぐらいだ。
頭文字のFはC.D.E.Fの4度だし、学校の成績やあてがわれる全国のホテルの部屋番号等ずっと縁があったように思う。
この4と同じぐらい好きな数字が11だった。野球で11番といえば古くは阪神タイガースの村山実投手から現在ポスティングで大リーグに行くダルビッシュに至るまで速球真向う勝負の潔さの代名詞。
そして我が青春のスポーツ、サッカーは11人でやるもの、ボクの背番号が11だった。
ところがどうだ、いま最も不吉な数字になってしまった。虚無感でいっぱいになった2011年でした。それでも人間は生きていかなければならないと思うし、何とかこの難関を乗り越えなければならないとも思うがキンコンカンと諸行無常の鐘が鳴る毎日でした。
人がアブナイと思う。人が壊れていくんだと思う。
自分を何とか立て直し、人を出来るだけ支えたい。
つまるところ人は人のためにしか生きられないとも思う。
と、ここまで書いて、大きめの地震がきた。安普請の我がアパートがゆれる。
おいおい元旦だぜ。
今日ぐらいは明るい夢を見させてもらってもいいのに。

2012元旦