18/2/28

最近は…。
東京に居る間はどこにも出向かずアパートに籠るようになっている。
出来ればこのまま暮したいと思うほどだ。
自分で面白いなァと思う。昔は暇さえあれば外国に行ったり、東京に居ても呑み屋をはしごしたり、部屋に落ち着くなんて事は考えられなかったのに。

今はちっとも外に出たいと思えないのだ。最初は軽い鬱かなとも思ったりしたけど、ま、そんな年頃なんだろな。喘息のせいもあるかな。
で、ホントに久しぶりに下界に降りた。こう偉そうに書いたがこういう表現がピッタシなんで。

あの“パリ・テキサス”の名優、ハリー・ディーン・スタントンの新作にして遺作、“ラッキー”の試写に渋谷のアップリンクに出向いたのだ。
映画は想像どうり、ボクにとっては百点満点の傑作でした。
ボクには映画を評する能力が無いのでここでは詳しく書かないが、ま、本当に感動ものでした。
ウケ狙いの“チョイ臭”が全く無い。
本当にいい映画って、ボクもずいぶん観てきたが数えるほどしか無い。
例の“チョイ臭”に出喰わすとガッカリさせられるもんねェ。
帰り道ずいぶん前のイヴ・モンタン主演、“I.P.5”を憶い出したが、あれよりもずっとこの映画の方が好きだ。
渇いた大地と生への肯定。うーん タマリマセン!

近藤房之助